ニーマル先生からのメッセージ

“Be your own doctor”

ニーマルヨガとは

「本当の自分」とは

「幸せでありたい」という願望は、皆がもつもの。しかし幸せはどこにあるのでしょうか。

お金持ちになったら幸せですか？　結婚すれば幸せですか？　仕事に成功すれば幸せになりますか？　どれも永遠の幸せを保障してくれません。また昨日は幸せだったのに、今日は悲しみでいっぱいの日もあります。このように刻々と変化しているものは「本当の自分」ではないのです。

ではいったい、何にも影響されない、いつでもブレない「本当の自分」はどこにいるのでしょうか。それは、自分の内側です。そんな近くにいるのに気がつかないのです。自分のことは自分が一番知っている、と思いがちですが、あなたの興味は生まれたときからいつでも外側に向いています。愛情がほしい、美味しいものを食べたい、きれいになりたい、人から認められたい、もっともっと……。これまで外へ外へと向かっていた膨大なエネルギーを内側に向けてみれば、何にも動じることのない自分に出会えるのです。ニーマルヨガで「本当の自分」に出会う旅を始めませんか。

ニーマル先生について

1976年、ネパールに生まれました。祖父が創設したアシュラム（ヨガとアーユルヴェーダの道場）で9歳からヨガを習い始め、14歳からはヨガの指導を始めています。ですからヨガ指導の経験は豊富です。そしてネパールでアーユルヴェーダの医師と自然療法医の資格を修得しています。

2003年に来日。当初は英語で行われていた講義ですが、先生の日本語も上達して、今では通訳を介せずに先生が講義を行うようになりました。つまり、本場仕込みのヨガやアーユルヴェーダの知識を日本語で直接紹介してもらえる日本でも貴重なヨガ教室なのです。

ニーマルヨガでできること

１：瞑想のクラス……レベルや内容もそれぞれで、瞑想や呼吸（プラナーヤマ）のクラスがあります。

２：アーユルヴェーダトリートメント……全身をオイルでマッサージするアヴァヤンガと、額にオイルを垂らし続けるシロダーラがあり、アーユルヴェーダのドクターかセラピストが施術します。（現在休止中）疲れた身体や脳を穏やかに調整するトリートメントは、自分自身への最高のご褒美です。

アーユルヴェーダカウンセリングは、ニーマル先生が行います。脈診や手相、生まれた日の星図などからその人の健康状態、心の状態を読み取り、生活習慣や病気などへのアドバイスをします。自分の生活習慣を根本から見直すきっかけとなるかもしれません。

３：ティーチャートレーニング……200時間をかけて“Be your own doctor”＝自分自身のドクターであることを目的にしています。自分の身体を理解し、身体の癖やゆがみなどに気がつけば、自分自身で改善することができるのです。

200時間の次は一年間で300時間勉強するTT300です。自分自身をさらに深く理解する勉強が続きます。その目指すところは、「本当の自分」に出会うこと。深い瞑想に入るためのノウハウを、知識と身体の機能を使いながら学びます。

TT300の次は、Advanceです。TT300で学んだ内容をより深く追究する一年間となります。

４：ワークショップ……チャクラ瞑想（チャクラに働きかける瞑想。瞑想状態に入りやすい方法とされる）や、アーユルヴェーダのデトックス法の一つであるシャンカプラクシャーラン（水を大量に飲むことで、自力で胃腸を空にする療法）など、TTの座学で学んでも実践できない療法や季節ごとに行うとよい療法、また生徒のリクエストに応えてさまざまなワークショップを企画しています。ヨガの聖典であるヨガ･スートラなどを読み解くクラスもひらかれます。

５：合宿……高野山、戸隠、白州など聖地といわれる場所やネパールやインドなど海外でのヨガ合宿、また季節に応じた断食合宿なども行われています。スタジオを出て、まったく違った雰囲気で行うヨガで、新しい発見や出会いを楽しみましょう。

ヨガは、左右前後に身体を動かして、ゆがんだ身体のバランスを整えるものです。バランスが整えば、不調は緩和します。身体の不調がなくなればおのずと思考もポジティブになるものです。ニーマルヨガでは身体の調整に加え、さらに精神のバランスを整えることも大切にしています。

ニーマルヨガが目指しているのは、健全な身体と健全な精神を培い「本当の自分」に出会うことなのです。

「今日ヨガを始めた人も、30年続けている人も、ヨガをやった後の爽快感は同じです。つまり経験することが大事なのです。来日した当初、私は厳しい指導をしていましたが、今は違います。とにかく続けてほしい。ですからクラスに遅刻しても大丈夫。疲れていたらシャバーサナ（リラックスするポーズ）をしていればいいのです。

身体がかたいとか、歳をとり過ぎているとか、難しく考えることは何もありません。誰にでもヨガはできるもの。もう迷うことはありません、私といっしょにヨガを始めましょう」